記憶力アップの方法

ユダヤ式記憶術

ユダヤ式記憶術とは、ヨーロッパのルネサンス期に開発された記憶術です。日本には伝わっていませんでしたが、松平勝男氏の監修によって、試験向けの記憶術として紹介されました。特に日本史や世界史といった暗記が多い分野に適しています。

松平氏は大学受験からユダヤ式記憶術を用いるようになり、東京大学法学部、東京大学大学院に合格され、その後修士号を取得されています。

さらに合格者は10%以下といわれる、いくつもの難関資格試験にも一発で合格されています。そして、語学の習得にいたっては、フランス語や中国語など40ヶ国語も話せるそうです。

松平氏は学生時代、地理の暗記が苦手だったそうです。教科書にはよく地域別の生産高のグラフや、順位などが書かれており、試験の際はそれが虫くい形式で出題されます。しかし何の関連性もなく丸暗記することには抵抗を感じられたといわれます。

そのため、歴史の方が前後関係や関連性から理屈立てて覚えることができたそうです。その後ユダヤ式記憶術の存在を知ったことから、独自に改良、開発をされました。

ユダヤ式記憶術のポイントは3つあります。それは、長期間忘れないこと、思い出しやすいこと、才能を必要としないことです。ユダヤ式記憶術は覚えたい事柄を体系化して覚えます。通常の勉強法である図表などにまとめるのではなく、シンプルな作りの体系図を用います。

対象物同士を、時系列、因果関係、前後関係、対立関係といった関連付けを行い、秩序立てて整理します。そうしてつくられた体系図によって理屈を理解できるようになります。理解して記憶することによって、記憶は長期間保持され、また思い出しやすくなります。