記憶力アップの方法

鶴の恩返し勉強法

鶴の恩返し勉強法とは、脳科学者の茂木健一郎氏によって考案されたものです。茂木氏はテレビや雑誌などで見かける機会が多いので、脳科学者として大変知名度の高い方です。特にテレビ番組で紹介された「アハ体験」は有名です。「アハ体験」とは、ひらめきや物事の気付きを意味し、脳の活性化につながるといわれます。

たとえば、画像を数秒間見続けます。その間に一部分がゆっくりと変化しますが、なかなか気付くことはできません。最初と最後の画像を見れば一目瞭然なのですが、徐々に変化させることで気がつきにくくなります。

ほかにも、白黒の地図の中に隠された絵を見つけるものがあります。どちらも変化や発見した瞬間を「アハ体験」といいます。他にも、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」では司会をされ、数々の専門家に対し脳科学者の観点から見たプロフェッショナルの姿を伝えられました。

鶴の恩返し勉強法とは、昔話の「鶴の恩返し」にちなんで付けられたネーミングです。主人公の鶴は怪我をして助けられたことから恩を感じ、三日三晩、不眠不休ではたを織ります。

部屋に篭り、誰にも見られることなく没頭します。その主人公の熱心な取り組み方から、制限時間を決めて、とにかく集中して取り組む方法を「鶴の恩返し勉強法」と名づけられました。そしてできるだけ速く、多くの量をこなすようにします。そうすることで、集中力が高まり、記憶力もアップします。

また、周りを気にせず、声に出して読んだり、紙に書いたり、ジェスチャーをつけてみたりと、五感を駆使して記憶するということがポイントです。