記憶力と生活
睡眠
記憶力と睡眠は深い関わりがあります。成績を上げるため、試験の前日に一夜漬けをしたり、徹夜で勉強をするというのはよく耳にします。
以前は睡眠時間を削って勉強することで、成果が出るといわれていました。しかし、最近では記憶力をアップさせるには睡眠時間をきちんととることが重要であると考えられています。
たしかに一夜漬けで学習したことで、しなかった場合に比べて良い点数をとれることはあると思います。
しかし、一夜漬けのようなその場限りの方法で暗記したことは、試験が終わるとともに、きれいさっぱりと忘れてしまいます。それでは学習をする意味がありません。また、睡眠不足の状態だと注意力が低下し、頭がぼうっとするため、ケアレスミスをする可能性が高くなります。
睡眠は記憶を脳に定着させるために必要なものであり、とくに受験生にとっては重要です。寝る間を惜しんで勉強するよりは、適度に睡眠をとるほうが効率の良い勉強の仕方といえます。
睡眠時間は7時間から8時間くらいが良いといわれ、時間帯も夜に寝るのがポイントです。記憶は睡眠中に保存が行われ、レム睡眠の間に記憶の整理が行われます。睡眠不足の場合はこの作業が行われていないため、記憶が定着せず、整理もされないままになっています。
また、記憶力がもっとも高くなるのが朝の4時から午前中にかけてといわれています。そのことからも早寝早起きがおすすめです。勉強したあとに良い睡眠をとることで、高い記憶力を保つことが可能になります。夜だけでなく、勉強の合間に休息することも効果的です。